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  • 執筆者の写真フェアリースタッフブログ♪

フェアリーさんぽ🚶‍♀️in長崎

皆さんはお盆いかがお過ごしですか?


夜の墓参り、墓前でする花火、 そして

全国的に広く知られる 大量の爆竹をハデに鳴らし賑やかに故人を送る

「精霊流し」深い深い意味がありました。。。真面目な回です😌



【 👼お墓🙏 】

お盆の期間だけですが、夜に墓に参るという習慣があり、以前は墓前で宴会も行われていたという話もある。

昔は緋毛氈(ひもうせん)とお重抱えて行ってたらしいですよ!

なかには芸者を呼んで三味線を弾き、拳を打ってハデに騒ぎ立てるひとも多く、遂には隣の墓の人たちとも混じってちょうど花見のようになったりすることもあったのだという。

今は、酒宴は行われなくなってもお盆の墓所は長崎の人にとっては親戚縁者、集いの場に変わりはない。現在は初盆の家は13~16日、通常は14・15日、木組みの提灯かけに家紋の入った提灯に火を灯し、その火が消えるまで普段なかなか顔を合わせることが少なくなった親戚が故人の話や近況を語り合う。その脇で子ども達が花火を楽しむという光景が見られるようです。



【 🧨爆竹💥 】

これは魔界との関係を音によって断つ、またこの大きな音で喝を入れ、この世との未練を断たせるという意味があるようです。運気の神様に届くように、大きな音の爆竹を鳴らすようです!



【 🛳精霊流し🎇 】

長崎の盆風景の象徴とも呼べる精霊流しもやはり、中国の風習が定着していったものと言われ、盆の前に亡くなった人の家族や町内の人々が故人の霊を弔うために手作りの船を街中を通って海へ流すというもの。その際の花火=爆竹のけたたましい音は観光客には驚き以外の何ものでもない!

長崎は九州で唯一、花火工場がない町ですが、長崎での花火の消費量には実績がありますから、長崎での売れ筋や要望など、影響力があって例年、業者から意見を求められ流という。墓で花火をする習慣も精霊流しがはじまって以降で、不思議なことに、墓所を広くとるのは中国福建省がそうですし、墓が集う場所であり食事をする習慣があるというのは中国の一部で今もあるそうです。


8月に入るとあちこちで車道の脇に作りかけの精霊船を見かけるようになる。故人の趣味趣向をふんだんに盛り込んだ特徴的な船が親族縁者の手によって少しずつ作られていくのだ。 昔は葬儀の際、今のような生花ではなく造花の花輪を贈り、翌年精霊船につけるようにそれを大切にとっておいたのだとか。 精霊船を造れないおばあさんなどは、作り手におにぎりを握る。みんなそれぞれできることに手を貸すんですよね。担ぎ手に親類の友達までも借り出す……故人を知らない人縁のない人も含め多くの人が関わり、送る風習が素晴らしいですね!


一見、爆竹を鳴り響かせ、ハデなお祭り騒ぎのような精霊流しだが、その爆竹は故人を思う気持ちの現れだということがわかった。大波止の最終地点では船から遺影をはずし、悲しみにくれている家族の光景を目にする。

悲しみ、故人への思いは、町中ではみられませんから、観光の方には誤解を招くかもしれませんが、初盆を迎え、船をみんなで手を貸して作り、見送り、悲しみと訣別をする。賑やかさの裏にある、それが精霊流し本来の心ですね!



そんな長崎的盆風景、ぜひ一度体感してみてください😌




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